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論文

Extreme location of F drip line and disappearance of the $$N$$=20 magic structure

宇都野 穣; 大塚 孝治*; 水崎 高浩*; 本間 道雄*

Physical Review C, 64(1), p.011301_1 - 011301_5, 2001/07

A2001-0071.pdf:0.13MB

 被引用回数:108 パーセンタイル:96.59(Physics, Nuclear)

モンテカルロ殻模型に基づき、奇核を含むN=20不安定核の構造を系統的に研究し、N=20魔法数の消滅のメカニズムを調べた。Z=11, 12核では、主に変形の効果により、sd殻からpf殻へ2粒子2空孔励起する配位が基底状態を支配するのに対し、Z=9のフッ素アイソトープでは、4粒子4空孔励起などさまざまな配位が混合する。陽子数に対する殻構造の変化を有効1粒子エネルギーの考え方に基づいて議論した。その結果、Z=9ではN=20が魔法数である通常の殻構造よりもむしろ、Z=8で見られるN=16魔法数の特徴が顕著に現れているため、0d$$_{3/2}$$軌道とpf軌道が非常に混ざりやすくなっていることがわかった。この配位混合の増大が、Z=8から9にかけて中性子ドリップラインが著しく延びる現象に対し、重要な役割を担っていることを指摘した。

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